相続登記手続きの全体的な流れについて

2022/06/13 コラム

不動産を相続した際は、登記手続きを行う必要があります。
しかし、登記手続きは複雑なので初めての方は戸惑ってしまうでしょう。
そこで今回は、相続登記手続きの全体的な流れをご紹介していきます。

▼相続登記手続きの全体的な流れ
①相続する不動産の情報を把握する
まずは、相続する不動産の住所や地番・屋号・所有者などを確認します。
これらは、固定資産納税通知書や登記済権利証・登記識別情報通知・登記簿謄本などから確認することができます。

②戸籍に関する書類を取得する
相続登記手続きでは、戸籍謄本が必要です。
また、相続の方法によって必要な書類が異なるので、事前に確認して早めに取得しておきましょう。

③固定資産評価証明書を取得する
登録免許税を納めるためには、固定資産評価証明書が必要です。
そのため、市税事務所または市区町村役場で取得しましょう。
ただし、最新年度のものでなければ無効となる可能性があるので、必ず相続登記手続きを行う年の証明書を用意しましょう。

④必要書類を作成する
相続登記手続きを行う際には、登記申請書が必要です。
遺産分割・遺言・法定相続ではそれぞれ書類の形式が異なるので、間違えないように作成しましょう。

⑤法務局に申請する
必要書類を全てそろえたら、法務局に申請します。
直接窓口で申請する以外にも、郵送で書類を送ることもできます。
登記申請が終わったら、完了書類を受け取って相続登記手続きは終了です。

▼まとめ
相続登記手続きは、次のような流れで行います。
①相続する不動産の情報を把握する
②戸籍に関する書類を取得する
③固定資産評価証明書を取得する
④必要書類を作成する
⑤法務局に申請する

横浜にある弊社では相続手続き完了後のフォローまで行っていますので、気軽にご相談ください。