貯蓄型と掛け捨て型の保険の違いとは?

2022/10/11 コラム

保険には貯蓄型と掛け捨て型がありますが、両者の違いはどこにあるのでしょうか。
今回は、貯蓄型と掛け捨て型の保険の違いについて見ていきましょう。

▼貯蓄型と掛け捨て型で異なるポイント
貯蓄型と掛け捨て型では、いくつかの異なるポイントが挙げられます。

■保険に加入する目的の違い
貯蓄型と掛け捨て型の保険の違いは、そもそも加入する目的が異なることです。
貯蓄型は、これからの人生に必要な資金の準備を目的としています。
具体的には、子どもの教育のための学資保険や、老後の生活を見据えた年金保険です。

一定の年月をかけて貯蓄していきますので、あらかじめ保険の契約期間が定められています。
そのため、途中で解約ができなかったり、解約した際の解約返戻金が掛け金よりも大幅に減るケースも少なくありません。
一方、掛け捨て型の保険の加入目的は、リスクへの備えです。
少ない保険金で大きな額の死亡保障を得られるといった具合に、リスクに対して必要に応じた備えができます。

■保険料と満期のお金の違い
貯蓄型と掛け捨て型では、保険料と満期のお金にも違いがあります。
貯蓄型は保障と貯蓄がセットになっているため、満期時には貯蓄分のお金が戻ってきます。
ただし、貯蓄を含むことから保険料は高めです。
一方、掛け捨て型は保障のみですので、満期時に戻るお金はありません。
その代わり、貯蓄の分の掛け金がいらないことから、保険料の負担が軽くて済みます。

▼まとめ
貯蓄型と掛け捨て型の保険のどちらがいいかで迷われたときは、それぞれの違いを考慮してみるとわかりやすいでしょう。
人生設計のために貯蓄型に入り、必要に応じて掛け捨て型を加えていくといいですね。
弊社では、保険に関するさまざまなご相談を承ります。
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