不動産取得税とは?軽減措置についても解説
不動産取得税というものをご存じでしょうか?
なかには、初めて不動産を購入するのでよく分からないという方もいらっしゃいますよね。
そこで今回の記事では、不動産取得税について説明します。
▼不動産取得税とは
不動産取得税は、簡単にいうと土地や建物など不動産を購入した際に支払う税金のことです。
不動産取得税は地方税の一つで、支払い先はお住まいの都道府県となっております。
税額は、実際に購入した金額ではなく、課税標準額によって決まります。
課税標準額には、固定資産税評価額が用いられます。
この金額に税率を掛けたものが納税額ですよ。
▼不動産取得税の軽減措置とは
住宅を購入した場合、一定の要件を満たすと不動産取得税を軽減させることができます。
要件を満たす場合は、忘れずに手続きをしましょう。
■不動産取得税の軽減要件
不動産取得税が軽減される要件は以下の通りです。
・床面積が50㎡以上240㎡以下
・1982月1月1日以降に建築されたものか、新耐震基準を満たしていると証明されたもの
・取得した方の居住用かセカンドハウス用
■長期優良住宅の場合
長期優良住宅に認定された場合は、さらに100万円控除額が上乗せされます。
長期優良住宅とは、長い期間良好な状態を維持できる措置が講じられている住宅のことを指します。
基準に適合していると認定されます。
▼まとめ
不動産取得税は、土地や建物を購入した際に支払わなければなりません。
なお、一定の要件を満たすと軽減措置が取られますので、忘れずに申請しましょう。
「ファイナンシャルゲートキーパー株式会社」では、相続に関するご相談を承っております。
相続した土地に関するお悩みも解決いたします。