財務と経理の違いとは?
事業を先代から引き継ぐにあたって、会社内のお金の流れを把握しておきたい方もいるでしょう。
ここでよく問題になるのが「財務」と「経理」の違いです。
今回は財務と経理の違いについてわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼財務と経理の違い
財務と経理は、お金の流れに関わるという面では同じものです。
しかし厳密には、以下のような違いがあります。
■財務
財務は、簡単に言うと「資金調達を行う」業務です。
会社全体の資金の流れや必要経費などを把握した上で、不要な予算の削減の提案なども行います。
そのため、財務の担当者には企業経営に関する深い知識が求められます。
会社が存続するための最も重要な部署と言えるでしょう。
■経理
経理は、財務で調達した資金を適切に管理するのが仕事です。
請求書の処理や支払い、帳簿や伝票の管理など、お金の出入りに関する業務はほぼ全て経理を通すことになります。
経理が正常に機能しなければお金の管理ができませんから、財務と同じくらい重要な部署と言えます。
▼事業承継はプロのアドバイスも参考に
財務と経理の違いがわかっても、具体的なことは実際に業務を回してみないとわからないですよね。
事業承継にはお金の管理以外にもいろいろな要素が必要ですから、個人で動かずに専門家のアドバイスも受けることをおすすめします。
事業承継に強いファイナンシャルプランナーの意見を取り入れながら、最良の事業承継を行いましょう。
▼まとめ
財務と経理は一見似たような業務内容ですが、財務は「資金調達」、経理は「お金の管理」という違いがあります。
具体的な業務については事業承継に強い専門家のアドバイスも参考にしながら、内容を把握していくと良いでしょう。
ファイナンシャルゲートキーパー株式会社でも事業承継に関するご相談を随時承っています。
ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。